歯周病治療

    歯周病治療

    歯周病は、歯茎および歯槽骨(歯を顎の中に支えている骨です)が細菌に侵される慢性の細菌感染症です。
    主に細菌バイオフィルム(歯垢)が歯の全表面に蓄積することで発生し、歯を支える組織で炎症が起こります。放置してると、歯槽骨が破壊され歯が抜けてしまいます。

    歯周病と深刻な健康障害

    下赤塚(練馬区田柄)で歯周病治療

    最近の研究で口腔細菌が血流内に入り込み体内をめぐることが明らかになってきました。
    その結果、心臓疾患、糖尿病の悪化、肺炎やその他の呼吸器系疾患、脳卒中、さらに低体重児早産など深刻な全身疾患を引き起こす危険因子が高くなります。

    ご存知でしたか?
    喫煙者は、非喫煙者の4倍の確率で歯周病にかかりやすいと研究結果で報告されています。

     

    歯周病の進行

    下赤塚(練馬区田柄)の歯医者、藤山歯科クリニック歯肉炎
    歯ぐきが炎症を起こしています。
    下赤塚(練馬区田柄)の歯医者、藤山歯科クリニック中等度歯周炎
    歯を支えている骨が吸収して最後には歯が抜けてしまいます。
    下赤塚(練馬区田柄)の歯医者、藤山歯科クリニック進行した歯周炎

    歯周病の治療法は?痛くない?

    歯と歯肉の間のポケット内の歯垢(プラーク)をクリーニング(洗浄、除去)し歯ブラシを徹底することで、ほとんどの場合は改善します。重症の場合は手術が必要な場合もありますが、いずれにしても痛みはほとんど感じません。

    当院で行っている歯周病治療

    ブラッシング指導

    ブラッシング

    ブラッシング指導とは、歯磨きのやり方の指導のことです。

    歯磨きのやり方なんて、教えてもらわなくても解ってるよ!という方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、ご自身ではちゃんと磨いているつもりでも、プラークを落としきれていないケースがとても多いでのす。

    また、歯並びや歯の状態は年齢を重ねると共に変化してきますので、その時その時のご自身のお口の状態にあったブラッシング方法をマスターする必要があります。

    当院では、患者さまのお口の中の状態や、磨き方の癖なども考慮しながら、丁寧に指導させていただいております。

     

    スケーリング&ルートプレーニング

    歯周病

    スケーリングとは、歯に付着しているプラークやこびりついた歯石を、スケーラーという専用の器具で除去することです。

    歯石は、時間が経てば経つほど硬くなり、ブラッシングではなかなか取ることができません。そのため、プロの手によるケアが必要となります。

    また、スケーリングの後はルートプレーニングを行い、歯の根の表面をツルツルになるように磨いていきます。こうすることで、歯の表面にプラークが付きにくくなります。

    軽度~中等度の歯周病であれば、ご家庭でのブラッシングと歯科医院でのスケーリング&ルートプレーニングをしっかりと行うことにより、ほとんどの症状は改善が可能です。

     

    歯周外科治療(フラップ手術)

    歯周病

    歯周病が進行し歯周ポケットが深くなってしまうと、スケーリングやルートプレーニングでは歯周ポケットの奥深くまで入り込んでしまった汚れや歯石を除去することが非常に困難になります。

    そのような場合には、歯ぐきの側面から歯ぐきを切り開き、歯根近くにある汚れを直視下で除去するためのフラップ手術が有効になります。

    スケーリングやルートプレーニングの場合とことなり、直接目で汚れを確認しながら除去していくことができるため、歯石や細菌を徹底亭に取り除くことができるのがメリットですが、その反面、外科手術を伴う処置のため、患者さまのご負担は大きくなってしまう傾向にあります。

    また、症状によっては適用できないケースもありますので、担当の歯科医師とよく相談されることをおススメします。

     

    担当衛生士制

    歯周病治療

    当院では、経験を積んだ歯科衛生士が一人の患者さまをずっと担当する「担当衛生士制」を採用しております。

    歯周病治療において担当衛生士制を採用するメリットは、なんといっても「同じ人の基準」で計測測定ができるということ。もちろん、歯周病検査には一定の測定基準があるのですが、測定する人によって、その数値が意外と大きく違いが出たりしてしまうこともあるからです。

    担当衛生士は初診時より患者さまのお口の中を確認しながら処置を行いますので、数値では見れないようなお口の中の状態の変化も敏感に察知し、効果的なアドバイスや適切な処置を行うこともできます。

    ブラッシングが上手になったが、日々の生活状況に変化はないか、など、患者さまとのコミュニケーションを大切にしながら2人3脚で治療に取り組んでまいります。

     

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